【伝授】モテるためのコミュニケーション術【聴く態度】

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こんにちは、カワウソです。

素敵な人に話しかけられた、もしくは話す機会がおとずれた!

でも、いざとなったら会話が続かなくて。

今回は、こうしたお悩みに応じたいと思います。

この記事を書いているのは現役のカウンセラー。人の話を聞く技術を身についている臨床心理士、公認心理師として、、コミュニケーション時のワンポイントアドバイスをしてみます。

結局は、「話しのうまい奴」がモテるんだよね。話題が豊富でユーモアがあって。口下手な自分にモテるなんて無理だ・・・

話題が豊富であること、ユーモアがあること。確かに、これらはモテの要素として大きいのかもしれません。

しかし、中には、「面白いねと人からよく言われるのに、モテないんですよ」とか「話題は豊富なつもりです。でも、相手がいつもつまらなそうな顔をしてしまいます」なんていう経験、身に覚えがある方もいるのではないでしょうか。

結果、気になる人と話すことをこちらから避けるようになり、いつまで経っても親密な関係になれない。なんていうことありませんか?

そこで今回は、モテるためのコミュニケーンの方法を紹介します。さらに、心理職の視点から、相手に好感を持たれやすい話の聞き方に関して、そのコツを伝授させていただきます。

話すことが苦手な人の3つの特徴

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コミュニケーションが下手な人にありがちな3つの特徴を紹介します。

  1. 自分の好きな話題ばかり話す
  2. 話に集中できない
  3. 頭の中で会話を進めてしまう

それでは、各項目について具体的に解説していきます。

自分の好きな話題ばかり話す

いわゆる会話が下手、という人の特徴としてあげられるものに「自分の好きな話題ばかり話してしまう」というものがあります。

最近ハマっているアニメの話題をしよう!

とか、

最近読んでめっちゃ面白かった小説を紹介したい!

とか。

もちろん、アニメや小説の話が悪いわけではありません。

問題なのは、その話題ばかりになってしまっていることです。

あなた「最近、王様ランキングっていうアニメにハマっているんだ」

相手「どんなアニメなの?」

あなた「アニメの説明(まずは簡単に)」

相手「へえ、面白そうだね」

あなた「何が面白いってさ〜うんぬんかんぬん・・・(もはや終わりなき旅)」

こうなってしまうと相手はつまらないわけです。

「どんなアニメ?」と向こうから聞かれたことに対しては、しっかりと答えて、アニメの説明後に「良ければ見てみてね」と早々に切り上げるか「〇〇さんはアニメとか見るの?」と相手に話題を振った方が良いでしょう。

相手が色々と聴いてくれるうちは話をしてもいいかもしれませんが、話し終わった後に必ず「俺ばかり話しちゃってごめんね。つい熱くなっちゃって」「今度は〇〇さんのこと色々と聞いていい?」というように、話題の主役を相手に返して(相手と交換)あげましょう。

周囲が気になって話に集中できない

周囲の音や動きに敏感な方がいます。いわゆる、音や目で見たものに注意がそれやすく、拡散しやすい方です。

例えばこんな経験ないでしょうか?

相手「それでさ〜・・・」

あなた「うんうん・・・(今、店内に流れている曲は〇〇だよな、あっ、店の外を犬が歩いてるぞ可愛いな、あの店員さん友達に似ているな、今トイレの方からガシャンって落としたぞ)」

相手「・・・で、あなたはどう思う?」

あなた「えっ?!(やべっ、聞いていなかった!)」

周囲の音に敏感であったり、目で見たものに反応しやすいことは、日常生活においては、決して悪い側面ばかりではありません。

ただし、意中の人とのコミュニケーション時においては、少し厄介な存在であるかもしれません。

とはいえ、こうした特徴がいきなり体からなくなるわけではありませんから、環境の方を変えてしまった方が早いと思います。

例えば、音に反応しやすい人は、なるべく静かな場所をデート場所に選ぶと良いでしょう。

また、目で見たものに反応しやすい人は、例えばお店では周囲を見渡せる側に相手を座らせ、自分は壁を見る側に座るなどして、意識的に、目にうつるものを減らす工夫が効果的です。

次に発するセリフを頭で考える

次、俺に会話のターンが回ってきたら、こんなことを言ってやるぞ!

とか、

いいセリフが浮かんだ!このセリフを出せば今日のデートはもらったぜ!

といった具合に、まるで遊戯王やポケモンカードさながら、次に出すカード(セリフ)を頭の中であーだこーだと考えている人がいます。

この、セリフを頭の中で用意しておく、というものは決して悪いものではないと思いますが、特にこれから仲良くなろうとしている人との会話においては、あまり多用しない方が良いと思っています。

その理由として、セリフにこだわりすぎて、相手の話をちゃんと聴いていなかったり、話の流れにそぐわないセリフを放ってしまったりと、チグハグな状況が生じやすいことがあげられます。

やはり、相手とのコミュニケーションにおいては、何を話すか、ではなく、どのように聴くか、という方がよっぽど大事です。

コミュニケーションの中核である「聴く」こと

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相手に好印象を与えるコミュニケーションのコツを紹介します。

  1. お互いの共通項目を探す、いや、作る!
  2. 相手が話している間は、相手の話に全集中
  3. 否定語は使わない
  4. 相手をわかった気にならない(超重要)
  5. 話を聴いている時の顔も意識しよう

それぞれを詳しく解説していきます。

お互いの共通項目を探す、いや、作る!

趣味嗜好が合う、ってやっぱり安心します。

共通に趣味がある、共通の出身地である、共通の推しがいる、共通の好きなものがある。。。

たったそれだけのことですが、たったそれだけのことで会話って急にはずんだりしますよね。

でも、その人と共通項目があるかどうかは「運」次第とも考えられます。

たしかに運任せの人生も素敵ですが、いつやってくるか分からないもの(運)に身をゆだね過ぎるのは、少し危険な気がします。

というわけで、共通項目は作っちゃいましょう!

作る、というのは、決して、嘘をつけ!ということではありません。

例えば、相手が「クラシックが好き」という話題をふってきたとします。

でも自分はクラシックに全く詳しくない。知っているものといえば「エリーゼのために」ぐらいで。。。

十分です!エリーゼのためにを知っていたらもう十分!!

私ならこんな風に返すかもしれません。

カワウソ「クラシックいいですよね。仕事で取引先に電話をかけた時、相手が中座した際の保留の音楽が<エリーゼのために>だとちょっとテンション上がります」

みたいな感じでしょうか。相手と同じレベルの知識で話す必要はありません。クラシック、に関する話題だったらなんでもいいんです。

こんな風に、相手との共通項目を作ることができれば、相手に安心感を与えられることは間違いなしです。

相手が話している間は、相手の話に全集中

相手が話をしている時、つまり、相手のターンの時は、とにかく相手の話に全集中!

相手の話に注意を向けるって、簡単なようで難しいです。

相手が話をしている間、違うことを考えてしまったり、周囲が気になりすぎたり。。。

何かいいことを言わなくちゃ、とか、そんなことをいっさい考える必要はありません。

大切なのは相手の会話に集中すること。そう意識するだけでも結構変わりますよ。

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否定語は使わない

相手の話の中で「それは違う!」とか「訂正しなくちゃ!」なんて思うような話が出てきたとします。

私たちは、ついつい相手を正そうとしてしまうことがあります。

もちろん、それが悪いわけではありませんが、相手との距離を縮めたい時は、否定語はいっさい使わないようにしましょう。

否定語の中には「でも」なんていう、日頃よく使う言葉も含まれますので要注意!

否定語を使わず「そっか」「なるほどね」「そうだよね」と相手を否定もしない、肯定するような返事を多用しましょう。

それでも、どうしても相手を訂正しなければいけない時は、相手の話を全部聞き終えてから、まずはこれまでの頑張りをねぎらった後、「一方で〜」と、「でも」よりは柔らかい否定語を用いて、自身が考えたことを伝えてあげましょう。

相手をわかった気にならない(超重要)

心理職として、常日頃より意識していることです。

誰かの話を聞く時は、簡単に相手をわかった気にならないように注意しています。

相手をわかった気になると、どのような弊害が起こるでしょうか。

それは相手とのコミュニケーションにズレが生じます。

この人はきっと、こんなことを考えているに違いない!と決めつけてしまうと、その決めつけに応じた反応しかできなくなります。

例えば、職場で怒られて辛い、という人がいたとします。

その時、この人はきっと慰めてほしいに違いない!と決めつけたらどのようなズレが起こるでしょうか。

あなた「大丈夫!〇〇さんは悪くないよ!」

相手「えっ、でも・・・(私が悪いのは間違い無いんだけど)」

あなた「だから、そんなに落ち込むことない!」

相手「あ、ありがとう・・・(慰めて欲しいんじゃなくて、ただ話をして整理したかっただけなんだけどな)」

相手を励ますことだけが正義じゃありません。いくら励ましたところで、こうしたコミュニケーションのズレがあるうちは、相手に満足感は与えられません。

否定語を使うことなく、相手が今おかれている状況や、相手が言わんとしていることをすぐにわかった気にならずに、相手を理解しようとする態度をとることが重要です。

話を聴いているときの表情にも注意しよう

相手の話を、腕組みをして、眉間にシワをよせて聴いている、なんていうことありませんか?

どれだけいい言葉を相手に伝えても、あなたの聴く態度が悪ければ、相手にいい印象をもってもらえることはありません。

もちろん、話の内容にもよるとは思いますが、基本的なコミュニケーション時は笑顔でいましょう。

笑顔でいると、声の質も変わるとか。以下の文章をご参考ください。

表情によるコミュニケーション【ススメ!コミュニケーションの新しいカタチ第1回】 | アオガクプラス
青山学院大学教育人間科学部心理学科教授遠藤 健治 2020年、新型コロナウイルス感染症が世界中に拡がり、相対し

相手に好意を伝えるためには、笑顔で話すことが重要です。

まとめ コニュニケーションで大事なことはまず「聴く」こと!相手に関心を持ちましょう!

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今回はコミュニケーションが苦手な人の特徴や、相手に好印象を与えるコミュニケーションで大事な「聴く」態度について書いてみました。

この記事のまとめです。

コミュニケーションが下手な人にありがちな3つの特徴

  1. 自分の好きな話題ばかり話す
  2. 話に集中できない
  3. 頭の中で会話を進めてしまう

相手に好印象を与えるコミュニケーションのコツ

  1. お互いの共通項目を探す、いや、作る!
  2. 相手が話している間は、相手の話に全集中
  3. 否定語は使わない
  4. 相手をわかった気にならない(超重要)
  5. 話を聴いている時の顔も意識しよう

モテるためにコミュニケーションは必須です。

そして、コミュニケーションにはコツがある!今回の記事が、皆さんの日々のコミュニケーションを少しでも楽しいものにするお役にたちますように。

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